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2010/4/19

〈闘病レポート〉人工関節置換手術の体験  シニア


〈闘病レポート〉人工関節置換手術の体験/曽田 武

 私は昨年11月、左膝人工関節置換手術のため入院しました。手術は2回目(右膝手術)であり、手術台に乗ったら、すぐに分からなくなり、病室に帰って、声を掛けられ初めて終わったことを知りました。
 術後2日間は車いす、3日目からは歩行器で廊下を歩き出しました。リハビリも順調に行き、11月28日、計27日間の入院で帰宅しました。
 今回は手術後に不整脈が起き、病院で緊急に処置して治まりました。一昨年8月、前回の右足手術の時も不整脈が起きていたので、不整脈を治すカテーテル・アブレーション(電気焼灼。不整脈の心筋などを高周波で焼き切る)手術をやらなければならないと言われていました。
 「足の手術と一緒に出来ないか」と言ったら、先生に「心臓の手術は命が掛っているのだ。そんな簡単に考えたら駄目だ」と叱られました。
 こうして、新年早々1月16日に、またも2回目の入院をしました。私の場合、1人では生活できない妻の問題を解決しなければ入院出来ないのです。妻のショートステイ先を探し、1週間の入所を決め、入所させました。
 私はその翌日に入院し、心電図を取ったところ、先生に「心臓のポンプの送る力が弱って脈が下がっている、ペースメーカーを入れる手術をやらなければならない。よかったら、18日にカテーテル手術をし、20日にペースメーカーの挿入手術をやりたいが」と言われました。
 予想もしていなかっただけに、ビックリするが、やらざるを得ません。
 毎日朝の起床時に、血圧と脈拍を取り続けて3年目になります。ここ数か月は脈拍が毎分50以下になっていました。私は「心臓が強いから、多く送らなくても良いのだろう」と全く呑気に考えて、脈拍が少ないのは心臓が良い証拠だと思っていました。自分の愚かさに呆れました。標準は毎分60〜70だそうです。
 手術が1つ増え、入院期間も長くなるので、妻のショートステイの入所期間も延ばしてもらいました。
 2つの手術も無事に終わり、1月27日退院しました。11月から大きな手術を3回もやり、今、足と心臓のリハビリの真っ最中。両膝は手術で痛みは全くなくなりましたが、まだ右膝は無理が出来ません、半年も経てばすっかり良くなると思います。
 今一番困っていることは、100メートルも歩くと呼吸が苦しくなり、先に進めず、一休みしなければなりません。そのことを先生に話したら、「そのうちになじんで@たらよくなるだろう」ということでした。いつまで続くのか不安です。
 ここ3か月余りで一番割り≠食ったのは妻です。すべて私のせいで、ショートステイに2か月半も行く羽目になりました。朝、服を脱いだり、着たりすることが大変な妻は、朝早く起き、2時間もかけて8時の朝食に、やっと間に合わせたと、こぼすことしきり。
お風呂は4日置き、衣服は洗濯機に何でも入れ、乾燥機も一緒に乾燥するので、良いものも滅茶苦茶になってしまった、と。
 「あんたのお陰で、苦労するのは、みな私なんだから、今度はどこが悪くなるの?」と悪態をつきます。

 私は、手術後にも新しい問題で悩みました。
 入院中に同じ手術をした2人の方の住所を聞き、度々その後の様子を聞きながら自分と比較してみました。お二方は何事もなく喜んでおられました。
 私は痛くないのですが、歩く度に「コツ、コツ」という小さな音が出る時があり、「手術の失敗ではないのか?」と疑問を持ち続けました。
 先生に「この音は何ですか?」と度々聞きましたが、先生は膝に触って「大丈夫だ、筋肉が付いたら治る」と言うばかりです。
 「左膝の手術をどの病院でやったらよいか」迷い続けました。
 セカンドオピニオンをやりました。 先生はレントゲンを見たり、膝に触って「上手に出来ている、音がするのは、金属とお皿が当たる音で、何でもない、私がやっても音がすることもある」「心臓との関係もあるので、そちらの病院でやった方がよいのでは」と言われ、私は決心が付きました。
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