こちらの記事の私の暴言コメント(笑)の補足。
正直申します。
余程の愛着や希少価値が無ければフルレストア(以後レストアと略)はお奨め出来ません。

スバル360もMGミジェットもBMW2002もアルフェッタGTもボルボアマゾンも・・・朽ち果てた姿を見たらなんとかならんかなぁ〜って思うのは私も同じ。
が、
レストアにかかる費用は車種価値問わず同じ!!
貴方が板金塗装のプロならば手間と時間は無料でしょうが、でなければプロに頼む手段となりますが商業車でもスポーツカーでもレストアにかかる手間は同じ。
実際にはパーツ代や作りなどで費用は違いますが、レストアの最大の難関は見えない部分(フレームなど)の修復の手間!
これ
実体験で痛感しました。

たとえば上記ヨタハチはボディのレストアだけで400強かかり、その内モノコックの修復費は2/3。
それでも最初の依頼先がヘボで残念ながら外装のみパテゾンビ。
でももし次の引き受け先(ここまとも)に全て任せたらあと100は必要になったと思う、で当時流通してる中で極上な1台は300もしなかった。
ジュリアも同じ。
しかしこれが数千万なのになると話は変わってくる。
いやらしい話、一般流通価格以上の金額をレストア費用としてつぎ込む事は難しく、だから最初からまともなのを買った方が良いと私は書きたい。

情熱はわかります、しかしサビを多く抱えたボディを戻すには相当の技術と費用が必須。
車って必ず極上じゃなくても良いと思う、ある程度まともでそれが生きてるのならば楽しんじゃえばそれもあり。
レストアの道を選んだ方には嫌味な記事にみえるでしょうが、正直尊敬し羨ましく思います!
で、何が言いたいか?は、
安いレストアなんてのは無く、死んでしまった個体は起すのは大変ですから安易にレストア選択は危険であり、もしされるのであれば依頼先の選択は町の修理工場程度ではこの手の高度な修理は出来ませんからチョイスは慎重に!
ハリボテの見た目だけのレストア済み車両が数年後、無残にも化けの皮が剥がれて残念な結果になる固体だけはどのオーナーにも掴んで欲しくないなぁ・・・・・
特に私! (笑)