ジュリアのフライホイールには4つの種類があります。

上記は2000エンジン用 取り付けボルト:6穴 これに2タイプ
@リングギア:130枚
Myジュリアはこのタイプ、2000E/gのみでほぼこれ。
もう1つはほぼ無いのですが
Aリングギア:131枚
アメリカ仕様(スピカINJ)〜最終後期のインジェクションスパイダー等にあったようですが、見たことも聞いたことも無いので興味本位で調べたら
ありました、しかしスターターはどれなんだろ?
って事なので、基本2000エンジン用 取り付けボルト:6穴 リングギア130枚って憶えておけばOKですね。

上記は1300−1600−1750用(厳密には違うが)
共通してるのは取り付けボルト:8穴
8つ穴であっても、2タイプ
@機械式(ワイヤー式)クラッチは
リングギア:105枚
1968年頃までの1300&1600E/g
見分け方は簡単でクラッチの方式。
A油圧式クラッチはリングギア130枚
1969年以降の1300&1600&1750E/g
用は取り付けボルト穴数とリングギアの枚数、これなかなか憶えてられない。
リングギアに105か130か2種類あるので、
スターターも2種類。
1300-1600-1750は8枚ギア、2000は9枚ギア
これまたすぐに忘れる知識(131用セルのスターターも9枚ピニオンで当然131専用ですが売ってるの見つけられなかったので、2種類としましたが、正確には3種類)
この記事コメントをご覧頂きたいのですが、昔75TSのスターターが強力(リダクション)だからってMyジュリアに使ってましたが、本来131枚用であり130に使うのは良い事でもないようです(問題は出ませんでしたが)。

上記はクロモリフライホイール
チューニングパーツとしても人気の軽量フライホイールとしても有名ですよね(アルミ製もある)
ジュリアの純正フライホイールはフライホイール単体とリングギアを分割式にしてコスト削減と、リングギアだけの交換を可能としていた。
(このリングギアの交換&装着は焼き嵌めで行うのであり、圧入は間違ってる)
しかし、それでは重量増加してしまうし、折角作るならっと出来たのが

このクロモリフライホイールの様なリングギアと一体式。
元々クロモリに強度もあるし、重量軽減の意味からしても理想的なパーツって事!
ちなみに2000純正のフライホイールが約9.5kg
レーシングなんかだと2とか3kgって世界。
しかし軽ければ良いってもんでもないのが、この辺の難しいところですが、私の感想だけでいえば1300は少しトルクがある方が乗り易かったので7kg位で、2000は6kgまでは余裕でしたが、それ以上は未経験ゆえわかりません。
また純正フライホイールも悪く無いのですが、新しくても40年ほど使われ、見えぬ金属疲労もありますので全てがNGではありませんが、ハードドライブやレース車両には軽量加工をして使われるのはオススメ出来ないと思ってます。