つづき
油汚れは灯油で洗い、酸で錆落としをしたパーツを

全てユニクロメッキ
黒くて茶色だったあれらですが、これを見たら欲しくなる人も多くあるんじゃないか?って位甦っています。
一度触った事がある方なら、あーそれはアソコの!って気がつくほど、独特であり、これでないと機能しないもの達。
似たタッピングスクリューはありそうで、無いのも知りました。
JIS規格のは太すぎるか細すぎ、ピッチも異なれば、頭の形状も違い、1つだけ違ってると妙に気になります。
ありそうで、こんなワッシャ何処にでも売ってません。
しかも厚みが2mmとか1mmよりずっと薄かったり、現行のよりわずかに違っていたりと、この辺にもオリジナルを感じます?(笑)
たかがボルト、されどボルト
旧JIS規格にあった細目とか、なくすと苦労します。
左よりボルトの頭の刻印
4=これは国産?4は締め付けトルクの数字でしょうか?
-AF10.9-=AFは製造業社を意味してるのでしょうが、わかりませんでした。
後ろの数字は鋼製の場合で、10.9 の 10の数字は強度レベルを表示し、 小数点の.9 は引張り強さと耐力の比を示してるようです。
B☆T 8.8=製造業社を意味してるのでしょうが、わかりませんでした。
後ろの数字は上記と同じでしょう。
−LOBO−8.8=製造業社を意味してるのでしょうが、わかりませんでしたが、ジュリアにはこの会社のボルトが多く使われており、当時のイタリアの物ではないかと、推測します。
SBE8.8=SBEってボルトメーカーなのはわかりましたが、そこから先に行けず・・・
こんな小さなパーツ達ですが、これがドナー入手の1つのお宝でした。
ほぼ1台分のボルト&ナットがあり、このように綺麗にしておき、後の整備時にこれらと入れ替えてゆけば見栄えの良い車にまた1歩前進しちゃいますし、無いものはほんと無いですから、どれも私のとってはお宝です♪
(強度の必要なところは、要相談ですが)
ある意味パーツより、これらは譲渡したくない奴らでもあります。
今回の
メッキで面白い事に気がつきました。
下の写真はリザーバータンクの固定ベルト
上:スパイダー2000(Sr.2)の物
中:2000GTVの物
下:2000ベルリーナの物
3者3様、特にスパイダーのは長さも全然違います。
ほぼ同じ年代に作られていた3車種であり、エンジンや他の機関もほぼ同じなのに、この様に違いがあって、105系って言うだけでは流用できないのが多くあるのが、これを見てもわかるでしょ。

これはブレーキフルードタンクキャップの内側
強く腐食されてないとユニクロメッキでも、この麗しいツヤになります。
このキャップは3つの部品に分けられますが、オリジナルは10年以上前も欠品でした。
ので
この様にすると、中身が生きていれば見た目新品同様に戻り、またエンジンルームを魅せてくれつつ、調子よく走るパーツの1つに戻る事になります♪
こんな事も私にとってとても楽しい車遊びの1つです。