二玄社発行 アルファロメオデュエットスパイダー
海外の書籍を和訳した別冊CG本。
105系スパイダーの初代がデュエットの発売は1966年、って事はスパイダーは今年50周年なんですね
ボートテールの1600スパイダーがデュエット
のはずが商標権の問題でデュエットとゆう名は正式採用されなかったとゆう事実をこの本で知りました。
よって1600スパイダーが正式名称。
その他のボートテールボディのは1750スパイダーヴェローチェ、スパイダー1300Jrっとなりますが、通称デュエットと呼ぶのは1600スパイダーだけですよね。
当時のデュエットのライバル達
このカタログにはないが、後々まで最大のライバルだったのは4ヶ月遅れで発売されたフィアット124スパイダーだったそうだが、それは深く納得出来る。
際立ってるのはエランですが、お値段も1.5倍ほどするし、124以外ではMG-Bが選択肢にはいったのではないでしょうか?
しかしこのデュエットの出力125psは間違いでしょう、当時のジュリアスプリントGTVが1600で109psですし、同じエンジンもしくはGTの106psでしょうね。
エレガントなイメージのスパイダーですが、レースでも活躍してたようですし、実際ショートホイールベース+フェンダー深く太めのタイヤが履けるのでヒルクライムやジムカーナではジュリアクーペよりポテンシャルはあると思います。
その後のSr2〜4までのスパイダーについても記されてるのは、モダン化しつつもデュエットからSr4までが同じ車種であると見えるそのデザインの一貫性がアルファロメオスパイダーがいかに人気者であったかって事。
1966年から1991年過ぎまでの間、排気量は変われど機関はほぼ同じ、すごい事ですね。
巻末には1990年までの各モデルのデータが記載されており興味深かったのが、一番スパイダーが売れた年は初年度1966年の3363台って事。
1966年式スパイダーことデュエットが一番多いスパイダーなんですねぇ
シリーズで言えばSr2スパイダーが多いのだけど、ボートテールスパイダーはSr2の2000と同等の数販売されたようですが何処行った?
1995年発売の1900円の書籍、デュエットとあるがほぼ全シリーズのスパイダーの事が収められており見所満載
スパイダーオーナーさんには必須のバイブルでは?