どうも皆さんこんにちは。
今回の更新記事から、入手した車両の紹介はカテゴリの『コレクション』に変更しました。
以前投稿した2つの記事もそちらに統合しましたのであわせてご覧ください。
さて、過去の記事でも散々書いているとおり、ここ1年近くは収集に力を注いでおり、その結果・・・

東海急行だけでこんなに増えました(爆)
今回はこの東海急行にスポットを当てて紹介して行こうと思います。

まずはこちら、
初代です!!
我が家には2編成と中間車1両がやってきました。
右の編成は先頭車の台車が無かったため、新動力の台車に予備の旧動力ユニットを乗せています。

側面に目をやれば美しい改修前のモールド・・・何度見ても惚れ惚れとします。

塗装精度から恐らく左が初期製品、右が後期製品と推測します。

初代の特徴はもう一つ、車軸受けの形態が貨車と同じ片持ち型となっている点です。
同年代の製品はこれと同じような車輪固定方式が多いですね。

今度は2代目。
こちらはいくつかの種類が存在します。
シールが剥がれちゃってますが気にしないでください(^^;

このグループから現行製品と同じ軸押さえパーツが別になっています。

見ていただきたいのはスイッチレバーの長さ。
明らかに左の車両は長く、右の車両は短いです。
この写真では分かりづらいですが、スイッチ自体の稼動範囲も狭くなってます。

動力ユニットも比較してみましょう。
左端が初代、中央と右が上記の2つです。
この写真でも分かるとおり、中央の車両は初代と同じ動力ユニットを搭載しているため、2代目の中でも初期型と推測できます。

後期型の中にも写真のように、急行の文字が赤になっているものがごく僅かながら存在するようです。

2代目の中にはもう一つ、怪しい中間車(笑)を連結したこちら。

じつはコレ、ほんの数年だけ販売された「ぼくはうんてんしゅシリーズ」の東海急行です。
しかしながら、入手した際にはケーブルも断線しておりコントローラーも欠品。どうにか使えないかと考えた結果、使えない電装品を降ろして予備の動力ユニットと交換。通常の編成として使えるよう再整備しました。

このシリーズにのみ採用されていた金属製連結器。
折りたたんだ状態でしか連結を解除できないつくりになっており、装着すると完全に切り離しできなくなります。

中間車に電池と基板を搭載する関係でこの車両のみ金型のアンコの部分が変更されています。

また、水色のユニットは台車に爪(+接着)で固定されているため、コレにあわせて台車も金型改修されています。

今度は以前も紹介した3代目です。
旧動力から新動力へ移行する際の過渡期に生産されたモデルです。

ひょんなことから我が家には2編成と先頭車1両がやってきました。

上記の3代目先頭車の相方は生産時期も入手元もバラバラのかき集め編成。

これに2代目初期型動力ジャンク編成を組み合わせ・・・

SLフェスタ2012では全て連結した8両編成で運転を行いました。

最後はこちら、2スピード急行電車。
新動力が登場する前、試験的にニュートラルと2段階のスピードが切り替えられる動力ユニットとして開発されました。
正面部分のスイッチがそれまでの製品と同じようにメインの電源スイッチになっています。

屋根上のスイッチは現行製品とほぼ同じ位置に開いています。
違う点は
「はやい」-「とまる」-「おそい」と、現在の動力ユニットとはまったく違う配列になっています。
「とまる」は主電源を入れた状態でも内部でギヤが空回りして手転がしが可能になります。

動力の伝達方式は旧動力の仕組みとほぼ同じですが、スイッチと連動してシャフトがスライドし、内部のギヤの組み合わせが変わって2段階の変速を可能とする構造は現行品にも通ずるところがあります。
実際コレで遊んでみると分かるんですが・・・
正直使いづらいです。
2箇所にスイッチが分散することでどちらのスイッチを触っていいか一瞬分からなくなり、「とまる」(ニュートラル)で一時停止させようとしてもスイッチを「おそい」から「とまる」を通り越して「はやい」に入ってしまったりと、子供が遊ぶには少々難がある仕様かと思われます。
しかし、2段階変速に加え手転がしでも遊べるという点から見れば、電源スイッチと変速機構をそのまま一体化させた現在の動力ユニットに通ずるところがあります。

我が家には1編成と中間・後尾車各1両の合計5両がやってきました。
遊ぶには難がある車両ですが、コレクションとしてはなかなか価値がある品だと思います。

8